最近のトラックバック

2021年3月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

他のアカウント

« 冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 2 | トップページ | 妖奇退魔夜行/胞衣壺(えなつぼ)の怪 其の伍 »

2019年6月 6日 (木)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 3

冗談ドラゴンクエスト
冒険の書 3 11/27 15:22 勇者「結局……完全に無視されたな」
11/27 15:25 通行人女「さっきから何ぶつぶつ言ってるのよ。あ、ほら。道具屋が見え てきたわ」
11/29 05:52 ナレ1「軒先に薬草と思われる植物の図柄の入った看板が下がっているの が見える。扉を開けて中へ入る二人」
11/29 05:52 道具屋「いらっしゃいませ!」
11/29 05:53 通行人女「客ではありません。ギルドの依頼を受けた者です。荷物の配達 だとか聞きましたが」
11/29 05:58 道具屋「あらあ、早速引き受けてくれる方がいたのね。ついさっき依頼を 出したばかりなのに」
11/29 06:00 勇者「ご安心ください、お嬢さん。美人の依頼は断らないことにしていま す」
11/29 06:02 ナレ1「と言いつつ、ちゃっかりと道具屋の娘の手を取っている勇者であ った。それもそのはず、この道具屋の娘は絶世の美女と言ってもいいくらいの美人だっ たのである。しかもとびきり若かった」
11/29 06:05 通行人女「まったく……遊び人の性格、もろ出しじゃないの! これで本 当に勇者なの?」
11/29 06:08 勇者「だから言ってるだろ。俺は根っからの遊び人なんだってよお。勇者 なんてなりたくてなったんじゃねえやい!」
11/29 06:09 道具屋「あ、あのお……。この方は、遊び人なんですか? それとも勇者 さまなのですか?」
11/29 06:30 ナレ1「いきなり手を取られて困惑しながら、通行人女に向かって尋ねる 道具屋の娘であった」
11/29 06:35 通行人女「城から出てくるのを見ていたしね……。どうやら勇者というの は本当らしいんだが、どうみてもすけべったらしの遊び人そのままね。脈絡もなく襲い 掛かってくるしさあ」
11/29 06:37 道具屋「まあ! 襲われちゃったんですか?」
11/29 06:41 通行人女「いろいろとあってね……。んでもって、こいつには10000Gの貸 しがあって、その返済のためにギルドで働いてもらってるんだよ」
11/29 06:51 勇者「てやんでえ! そんな金、借りた覚えなんかないわい」
11/29 06:52 道具屋「とか言ってますけど?」
11/29 06:56 通行人女「こいつの言うことには耳を傾ける必要はないわよ」
11/29 06:57 勇者「なんだとお!」
11/29 06:58 道具屋「あのお……。どうでもいいんですけど、いい加減手を離していた だけませんか?」
11/29 07:02 ナレ1「そうなのだ。会話の間中もずっと、馴れ馴れしく手を握り締め、 さすったり、なでなでしながら、その柔肌の感触を楽しんでいたのである」
11/29 12:50 通行人女「いい加減にしないか!(と勇者の頭をポカリと叩く)」
11/29 17:47 勇者「痛えなあ!(と頭をさすっている)」
11/29 17:49 通行人女「ところで……そろそろご用件を承りたいのですが?」
11/29 17:49 道具屋「え? あ、ああ。そうね、その通りね」
11/29 17:50 ナレ1「いきなり見知らぬ男に手を握られてしまったのだ。動転してしま っても仕方がないだろう」
11/29 18:00 道具屋「依頼というのは、ここから東へ約28000マイラの所にあるモトス 村にいる姉にこれを届けてほしいのです」
11/29 18:11 ナレ1「と取り出したのは表面に綺麗な細工の施された、一見宝石箱のよ うな小箱であった」
11/29 18:15 勇者「28000マイラだあ!? 最低でも10日はかかるじゃないか。依頼 料は50Gなんだろ?」
11/29 18:18 通行人女「うーん。確かに安すぎるわね」
11/29 18:37 道具屋「いえ、これには訳があるんです。本当の依頼料は7800Gです。こ れはとても大切なものですから、報酬目当てで何でも引き受けるような請負人には任せ られないと思って……。それで50Gという誰も引き受けないような報酬でも請け負っ てくれる方なら誠意で大切に運んでくれるのではないかと考えました」
11/29 18:46 通行人女「なるほどね。確かに報酬が高いと、当然荷物も高額だと推測で きるし、下手すら荷物を持ち逃げされることもあるわよね」
11/29 18:52 勇者「7800Gか……10000Gにはちょっと足りないが、まあ最初の仕事と しては妥当な線だろう」
11/29 18:53 通行人女「おやおや。どうやらやる気になっているようね。いい事だわ、 ちゃんと無事に届けられれば借金を大幅に減らせるわよ」
11/29 18:53 勇者「うるせえ!」
11/29 18:54 道具屋「あの、依頼には条件があるんです」
11/29 18:54 通行人女「条件?」
11/29 18:56 道具屋「非常にデリケートなものですので、キメラの翼やルーラなどの跳 躍魔法などは使わないでください。もちろん飛行船などに乗船して運ぶのも厳禁です」
11/29 18:57 勇者「つまり、28000マイラという距離を地べたを這いずって行けという ことか?」
11/29 18:57 道具屋「そういうことになります」
11/29 19:02 通行人女「それは難儀ね」
ポチッとよろしく!
11

« 冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 2 | トップページ | 妖奇退魔夜行/胞衣壺(えなつぼ)の怪 其の伍 »

ファンタジー小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 2 | トップページ | 妖奇退魔夜行/胞衣壺(えなつぼ)の怪 其の伍 »