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2019年9月19日 (木)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 63

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 63 ナレ1「主祭壇の傍に地下に通ずる階段が現れた」 ナタリー「大聖堂祭壇にある地下って納骨堂とかがあるのよね(リリアに耳打ちす る)」 リリア「ええ、普通はそうなっていますね」 ナレ1「リリアも怖いという意識はあるものの、元の身体に戻れるという一念が勇 気を出させていた」 ナレ2「燭台を持つ最高導師の後について、コツコツと足音の響く階段を下りる一 行」 ナレ1「一行が降り立った地下室は薄暗く、その狭い通路を進んだ先に開けた空間 があった」 ナレ2「おそらく祭礼用の部屋なのだろう。二つの四角い台が置かれていた」 リリア「棺が二つ?」 ナタリー「違うみたいね。あたしも一瞬棺に見えましたけど、供物とかを捧げるた めの台のようです」 ナレ1「一段高くなっている祭壇から一向に向かって話す最高導師」 最高導師「さて、魂の入れ替えを望むものは前へ」 リリア「はい!(と前に進み出る)」 最高導師「もう一人は誰か?」 ナタリー「ほれ、あんただろ。前に出なさい」 勇者「俺は別にこのままでもいいんだが」 ナタリー「何言ってるのよ、元に戻りたくないの?」 勇者「俺は遊び人だぜ。男だろうが女だろうが、どっちもどっち。変わり映えもし ねえしよ」 リリア「勇者さんはそうでしょうけど、あたしは戻りたいんです!」 ナタリー「そうよ。あんたはともかく、リリアさんの身にもなってよ」 勇者「俺の身は?」 ナタリー「あんたの身はどうでもいいのよ」 勇者「さて、帰るとしよう」 ナタリー「こら!スリープ!!(睡眠の魔法をかける)」 ナレ1「その場に崩れる勇者」 ナタリー「勇者には悪いけど、リリアの願いの方が切実だもんね」 最高導師「さて、お二方は台の上に横になってください」 リリア「わかりました。(と台の上に乗る)」 コンラッド「勇者さんは、わたしが乗せましょう(と倒れている勇者を抱きかかえ て台に乗せた)」 ナレ1「二つの台の上に横たわる二人を見つめる最高導師」 最高導師「それでは始めるとしよう。他の者は少し下がっていてくれたまえ」 ナレ1「部屋の入口付近まで下がる残りの二人」 最高導師「…………(意味不明な祈りを捧げる)」 ナレ1「やがて、台の上の二人の身体が輝きだし、ふわふわと白い物が抜け出して きた」 ナタリー「あれが魂……ですかね?」 コンラッド「そのようです」 ナレ1「浮かび上がった二人の魂は、部屋の中を乱舞しはじめた」 ナレ2「最高導師の祈りは続いている。やがて魂の動きが静かになり、台上の二人 の真上で止まった」 最高導師「褐っ!(目を見開き魂に向かって気を入れる)」 ナレ1「すると静かに魂はそれぞれの肉体へと戻っていった」 ナレ2「地下室の空間に静寂が包み込む」
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