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2021年12月17日 (金)

銀河戦記/鳴動編 第二部 第十章 反乱 V

<div style="line-height: 30px;"><br />第十章 反乱<br /><hr />Ⅴ<br />
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 共和国同盟から独立宣言をしたアルサフリエニ共和国は、鉱物資源豊富なカルバ<br />キア共和国、重金属工業都市国家惑星トバ、そして防衛軍事基地のカラカスを拠点<br />とする連合共和国である。<br /><a href="http://i-erika.com/ginga/ginga_105.html">*参照 第二部 第五章 アルサフリエニ</a>
<p> </p>
 カラカス基地に軍令部総本部を置いたゴードン・オニール。<br />「こんな事になるなら、軌道衛星砲を外すべきじゃなかったな」<br /> 司令室の窓から上空を見つめながら呟くゴードン。<br />「あの時は、カラカスは放棄する予定でもありましたからね」<br /> 副官のシェリー・バウマン大尉が応える。<br />「タルシエン要塞のガデラ・カインズ准将から何度も会見の要請が出ております」<br />「会っても無駄だろう。見解の相違は変わるものでない」<br /> その表情は、かつて『皆殺しのウィンディーネ』と呼ばれ、バーナード星系連邦<br />艦隊を追撃し、降伏すらも認めず皆殺しにしたあの頃の目をしていた。<br /> 征服為政者に対するゴードンの思想は冷酷にして無情だった。<br /><a href="http://i-erika.com/ginga/ginga_105.html">銀河戦記/鳴動編 第二部 第五章 アルサフリエニ</a> 「タルシエン要塞より、銀河帝国政見放送の再放送が流されています」<br />「今更だな」<br /> ぶっきらぼうに答えるゴードン。<br />「一応視聴するだけも」<br />「勝手にするさ」<br /> アレクサンダー皇太子こと、アレックスの政権放送。<br /> やがて核心的な部分となった。<br />『共和国同盟は元の政体に戻すこととする。相当の準備期間を設けて、評議会議員<br />選挙を執り行う。概ね2年程になると思われるが、その間は軍が暫定政権を敷くこ<br />ととする』<br /> その場に居た参謀たちは、一様に耳を疑った。<br />「前回聴いたのと違っていますよ。確か以前は、<br />『共和国を帝国領に編入し貴族の所領とする』<br />とか言ってましたよね」<br />「どちらが本当の放送なのでしょうか?」<br />「今の放送は、ランドール提督が日頃から言っていた内容に近いです」<br />「しかし、権力を手にした途端に豹変して……ということは、過去の例を挙げるま<br />でもないです」<br />
<p> </p>
「放送を消せ!」<br /> 慌てて放送を消すオペレーター。<br />「我々は、共和国同盟から脱退して独立宣言したのだ。今更、尻尾を振って元の鞘<br />に納まろうとするな」<br />
<p> </p>
 やがて、ランドール提督がタルシエン要塞に入港したという情報が入った。<br />「説得しにくるのでしょうか?」<br />「帝国艦隊併せて一万数千隻を引き連れてかね?説得するつもりなら、せめて旗艦<br />艦隊だけでくるべきだろう」<br /> 旗艦艦隊だけで行こうとしたアレックスであるが、マーガレット皇女などが大反<br />対したからこその帝国艦隊引率なのであるが。<br />「何にせよ、せっかくの機会だ。一度、アレックスと一戦交えてみたいと思ってい<br />たのだよ」<br /> 自分の願望のために、部下を巻き添えにしようというのも考え物だが。</div>
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