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ファンタジー小説

2019年8月22日 (木)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 47

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 47 勇者「罠とは小癪なことを、脱獄名人・縄抜け名人の俺にかかれば朝飯前じゃ……あれ れ?」 ナレ1「抜け出そうとするが、身動きできない」 ナタリー「残念ね。その網には呪縛の魔法が掛けてあるのよ」 勇者「ち、ちくしょう……」 ナタリー「さてと、そこどいね」 ナレ1「と言うと、魔法を使って勇者を網ごと部屋の片隅に移動させた」 勇者「ここから出せ~!」 ナタリー「無駄よ。魔法を解かない限り抜けられないわよ」 勇者「この借りは、必ず払ってもらうからなあ」 ナタリー「静かにしてよね、眠れないじゃない。さてと、おやすみなさい」 ナレ1「なんやかんやで、夜が明ける」 コンラッド「おはようございます」 リリア「いい天気ですよ」 ナタリー「おっは~!」 宿屋「おはようございます。皆さん、ぐっすり眠れたでしょうか?」 勇者「一睡もできなかったぞ(怒)」 宿屋「あらまあ!いかがなされましたか?」 勇者「こいつが(ナタリーを指さして)」 ナタリー「(勇者の口を塞いで)ああ、こいつの言うことは気にしないでいいですよ」 勇者「ぐぐぐぐ~(口を塞がれて声が出せない)」 コンラッド「私は、一度王宮に伺わなければならないので、出発の準備をしておいてく ださい」 宿屋「食事をされてからでいいのでは?」 コンラッド「いえ、一秒でもお待たせするわけにはいきませんから」 ナレ1「王宮謁見の間。国王の前で傅くコンラッド」 国王「おお、朝からご苦労であった」 コンラッド「陛下におかれましては、ご健勝のほどお慶び申し上げます」 国王「コンラッドも忙しい身であろう。早速だが、これを遣わす」 ナレ1「侍従から書状を受け取ってコンラッドの前に差し出す」 ナレ2「数歩前に進み、傅きながらうやうやしく受け取るコンラッド」 国王「大神官様への紹介状である。有用に使うが良い」 コンラッド「ははっ!重々承知にございます」 ナレ1「コンラッドが宿屋に戻ると、一行の出発準備は整っていた」 リリア「お帰りなさい。出発準備は整ってます」 ナタリー「最初に大神官様にお会いするのよね」 リリア「大聖堂ですよね」 コンラッド「では、参りましょうか」 勇者「おお、気を付けて行けや」 ナタリー「あんたが行かなきゃ始まらないじゃない」 勇者「なんでだよ?」 ナタリー「パーティーの先頭は勇者と決まってるでしょ」 勇者「誰が決めたんだよお」 ナタリー「いいからきなさい(といつものように耳を引っ張り連れ出す)」
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2019年8月21日 (水)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 46

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 46 ナレ1「その夜の一行が泊まる宿屋」 ナタリー「よし!これでいいわ」 ナレ1「なんと勇者がロープで縛られていた」 勇者「これはどういうことじゃあ!?」 ナタリー「借金が30000Gに増えた理由を考えれば分かるでしょ」 勇者「理由……分からん?」 ナタリー「外で頭冷やして考えなさい」 ナレ1「さらに布団でぐるぐる巻きにされて、バルコニーの手すりから吊るされた」 勇者「なんじゃこれはあ!俺は冴羽〇かああ~!」 ナレ1「身体をよじらせたりして、何とか抜け出そうとする」 ナタリー「これで安心して眠れそうね」 ナレ1「それは甘い考えだぞ!彼は脱獄のプロだし、冴羽〇だって難なく脱出している ぞ」 コンラッド「勇者さんて、そんなに女好きなんですか?」 ナタリー「好きなんもんじゃない。あいつの頭の中には女しかいない」 リリア「でも、今は女の子……じゃないですか?」 ナタリー「身体はね。中身は全然変わらないんだからね」 リリア「……(意味深な表情)」 ナタリー「さあて、もう寝ましょう。明日は早い」 コンラッド「彼、じゃなくて、彼女。いや、やっぱり彼を放っておいていいんです か?」 ナタリー「大丈夫よ。そんな軟弱な気性じゃないから」 リリア「と、とにかくもう休みましょう」 ナレ1「なんやかんやで、解散して各自の部屋に別れる」 ナレ2「皆が寝静まった頃、ナタリーの部屋に侵入する怪しげな影」 ナレ1「怪しげな物音に気が付くナタリー」 ナタリー「だれ!ってか、一人しかいないよね。勇者」 勇者「おお、気づかれたか」 ナタリー「気づかないでかあ~!」 ナレ1「毎度のことなので、敏感になっているのであろう」 ナタリー「あんた、夜這いすることしかできないのかあ」 勇者「ハッキリ言おう。できない!」 ナタリー「まったくう、懲りない奴だな」 勇者「それが俺だ」 ナタリー「女になったんでしょうが、男に興味は持たないの?」 勇者「ない!(キッパリと)」 ナタリー「でしょうね。中身は男なんだから」 勇者「ということで、頂きます(飛び掛かる)」 ナレ1「すばやく枕元にある紐を引くと同時に、体を交わすようにベッドから転げ降り る」 ナレ2「と突然、天井から網が降りてきて勇者を絡めとった」 勇者「なんやこれはあ!」 ナタリー「脱獄の名人だし、これまでのこともあるしね、罠を仕掛けておいたの」 ポチッとよろしく!
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2019年8月20日 (火)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 45

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 45 衛兵「大神官アーネスト様にだと?」 リリア「クアール最高導師様がどちらにおられるかご存知ないですか?」 衛兵「馬鹿なことを言うんじゃない。下賤の身の分際で、ご高官のお名前を諳んじるだ けでも重罪に値するぞ」 リリア「何とかなりませんか。お願いいたします。」 衛兵「だめだ、だめだ!」 ナレ1「城門外での騒動に、何事かと城門内から顔を出した者がいた」 騎士「何をしているか!?」 衛兵「あ、エリアス・スターリング様。こいつらが中に入れてくれというもので」 騎士「城門の中へだと。ふむ……(一行を見回して)」 ナレ1「その中に見知った人物がいるのに気付いた」 騎士「そこにいるのは、コンラッド・ヘーリング様ではないですか」 コンラッド「ありゃ、見つかったか」 衛兵「ええ!この方がフィリス王国騎士団団長のコンラッド・ヘーリング様!」 ナレ1「意外な展開に驚く一同だった」 騎士「帰ってらっしゃったのなら、王様にご報告なされた方がよろしいかと」 コンラッド「分かっている。とにかく、この者たちの入国許可を」 騎士「おい、おまえら(衛兵に)入国許可証を出してやれ」 衛兵「かしこまりました」 ナレ1「そんなこんなで、無事に入城できたのであった」 リリア「コンラッドさん、王国騎士団団長だったんですね」 ナタリー「隠してるなんて、ずるいわ」 コンラッド「隠してたわけではありませんが、言い出す機会を失ってしまったのです」 リリア「ともかく、大神官様ですよ」 ナタリー「そうだわ。大神官様はどこにいらっしゃるのかしら」 コンラッド「大聖堂におられると思いますよ」 リリア「大聖堂……って、普通は教皇とか大司教が執っているのでは?」 コンラッド「まあ、いろいろありましてね」 ナレ1「解説しよう。筆者がキャラクター設定の際に、ついドラゴン〇ール超に釣られ てしまったのだ。」 ナレ2「というわけで、深く詮索しないように」 ナレ1「物見遊山で場内を巡る一向」 騎士「コンラッド様、ちょっと来て下さい」 コンラッド「分かった、今いくよ(一行に向かって)というわけで、後はみなさんで」 リリア「用事が済んだら、どこで落ち合いますか?」 コンラッド「南東の隅に宿屋があります。」 リリア「南東の隅ですね。お待ちしてます」 ナレ1「一行から別れて、コンラッドが向かった先は?」 ナレ2「絢爛豪華な王宮だった」 ナレ1「宮廷衛兵がコンラッドを確認すると、捧げ銃(ささげつつ)して敬礼した」 ナレ2「宮廷内を悠々と歩いて向かうは、謁見の間である」 国王「よくぞ参った」 コンラッド「陛下におかれましては、ご健勝のこととお慶び申し上げます」 ナレ1「と、うやうやしく傅く(かしずく)」 国王「そう、鯱張る(しゃちほこばる)でないぞ。」 コンラッド「ははっ」 国王「ところで城下の民衆達の様子はどうじゃ」 コンラッド「陛下のご加護の下、平穏息災に暮らしております」 国王「そうか……」 コンラッド「陛下の温情ある治世に、城下の者は感謝おります」 ナレ1「褒められて気を悪くする者はまずいない」 国王「ふむ……ご苦労であった。今夜はゆっくりと休みたまえ」 コンラッド「ありがとうございます。ただ、自分は四人の仲間と行動を共にしておりま す」 国王「仲間がいるとな?」 コンラッド「はっ!クアール最高導師様を探しているとかで、このフェリスにいらっし ゃる大神官様なら、どこにお住まいかをご存知ではないかと」 国王「クアール最高導師様に大神官様とな?現在の大神官様は、ローレンス・マッシュ 様だが……」 国王「クアール最高導師様に大神官様とな?」 コンラッド「その通りでございます」 国王「クアール様はともかく、ローレンス様は信徒以外とは会いたがらないからな」 コンラッド「国王様のお力で何とかなりませんか?」 国王「まあ、紹介状とかなら出せるが、それで会えるかどうかはローレンス様次第だ」 コンラッド「ないよりはましでしょう。書いていただけますか?」 国王「わかった。書いておくから、また明日ここへ出向くがよい。」 コンラッド「ありがたき幸せ」
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2019年8月19日 (月)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 44

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 44 コンラッド「(食事を終えて)さて、フェリス王国までの道のりは約12万マイラです」 ナタリー「モトス村までの28000マイラの約4倍というところですか」 勇者「まさか、その距離を地べた這いずり回れと言うんじゃないだろな」 コンラッド「その通りですよ」 勇者「よし!帰るとするか」 ナタリー「何言ってるのよ。あんたには30000Gの貸しがあるんだから」 勇者「ほよ?20000Gじゃなかったのか?」 ナタリー「昨夜のことは忘れたの!!」 勇者「覚えてないが……」 ナタリー「あんなことや、こんなことしたじゃない!!」 勇者「女の子同士、仲良く一緒に寝ただけじゃないか」 ナタリー「ああ……もういいわ。まともに付き合ってたら、疲れるだけだから」 コンラッド「何か分かりませんが、話は終わりましたか?」 ナタリー「何でもないわ。そろそろ出発しましょうか」 勇者「おう!気を付けて行けよ」 ナタリー「あんたも行くのよ!(と勇者の耳を引っ張る」 勇者「痛い、痛い。耳が千切れるう~」 リリア「みなさん、忘れ物はないですかあ」 勇者「お小遣いとおやつは500Gまで、バナナはおやつじゃないからな」 ナタリー「幼稚園の遠足ですか?」 コンラッド「どうやら準備は整ったようですね。では、出発しましょう」 宿屋「お気をつけて行ってらっしゃいませ」 ナレ1「ということで、12万マイラの長旅が始まったのである」 ナレ2「フェリス王国の城門が見えてきた」 勇者「ちょっと待て!長旅が始まったと言ったばかりじゃないか!」 ナレ1「どうせモンスターと戦ってレベルを上げる、だけなんだから。省略です」 勇者「それでいいのかよ?」 ナレ1「いいのです」 勇者「いい加減なんだな」 ナレ1「冗談ドラゴンクエストですから、はい」 リリア「フェリス王国にたどり着きました」 ナレ1「モトス村から12万マイラ、ついにフェリス王国へとやってきた」 ナレ2「見上げるほどに高い城門の両側に、衛兵詰め所があった」 衛兵「止まれ!ここはフェリス王国であるぞ」 ナレ1「槍を突き立てて、尋問する衛兵」 ナタリー「大神官様にお会いしにきました」
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2019年8月15日 (木)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 43

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 43 ナレ1「というわけで、宿屋へ向かう一向だった」 宿屋「いらっしゃいませ」 ナタリー「部屋はあいてますか?」 宿屋「はい。昨日まで、みなさん猫になってましたので、泊まる方がいらっしゃらなく て全部あいてますよ」 リリア「一部屋はいくらになりますか?」 宿屋「伺ってますよ。みなさんが猫になる呪いを解いてくださったそうですね」 勇者「おう、そうともよ。いくらくれる?」 ナタリー「あんたは黙ってるのよ」 リリア「この人の言うことは無視していいです」 宿屋「はあ?」 コンラッド「それで、一部屋いくらですか?」 宿屋「大恩人から、お金は頂けませんよ。部屋も空いてますから、一人一部屋で結構で す」 リリア「よろしいんですか?」 宿屋「喜んでお貸しいたします、はい」 ナレ1「というわけで、各自それぞれの部屋に入室する」 ナレ2「マンドレイク狩りで疲れた身体を癒すために、早めにベッドに入る一同」 ナレ1「寝静まった夜中、ナタリーの部屋の窓を開けて入ってくる怪しげな影」 ナレ2「影は、ナタリーの眠るベッドに這い上がり、その布団の中に潜り込む」 ナタリー「だれ!」 ナレ1「流石にナタリーも侵入者に気づく」 勇者「しー!俺だよ」 ナレ1「影は勇者だった」 ナタリー「あ、あんた何してるのよ」 勇者「男と女がすることといったら一つしかないだろう」 ナタリー「何言ってるのよ。今のあなたは女でしょうが!」 勇者「気にすることはないぞ。女同士、水入らずという言葉もある」 ナタリー「ないわよ!」 勇者「レズビアン、って知ってる?」 ナタリー「知らないわよ。早くどきなさい」 ナレ1「しかし、遊び人としての能力は絶大だった」 ナレ2「ナタリーがどんなに拒絶しても……」 ナレ1「などと言っているうちに夜が明けた」 勇者「今朝の太陽は黄色い……」 ナタリー「………………」 ナレ1「疲れてぐったりしているナタリー」 宿屋「おはようございます。お食事ができていますよ」 ナレ1「ドアをノックしてモーニングコール、各自の部屋を回る宿屋」 ナレ2「約十分後、一同が食堂に集まった」
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2019年8月14日 (水)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 42

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 42 勇者「何なんだよ(と鏡を見る)」 ナレ1「その鏡に映っているのは見目麗しき若き女性だった」 勇者「おお、綺麗な姉ちゃんやなあ」 ナタリー「(コホンと軽く咳をして)良く見なさいよね」 勇者「何だよ(ナタリーに顔を向けると鏡の彼女も横を向く)あれ?」 ナレ1「横向きから鏡に視線を移すと、鏡の彼女も視線を移して自分を見つめる」 ナレ2「右手を上げると、鏡の彼女は左手を上げる」 ナレ1「左手を上げると、彼女は右手を上げる」 ナレ2「バンザイすると、彼女もバンザイする」 ナレ1「一挙一動寸分の違いも見せずに追従する動きを見せる鏡の彼女」 勇者「まさか……(どうやら気づいたようだ)」 ナレ1「唐突に服を開けて自分の胸を確認する勇者」 勇者「なんやこれはあ!!」 ナレ1「そこには豊かな膨らみがあったのである」 勇者「まさか……」 ナレ1「当然のように下半身を確認する」 勇者「ない……( ;∀;)」 ナタリー「どうやら納得したようね」 勇者「どうしてこうなったのだ」 ナタリー「日頃の行いが悪かったのよ(という言葉を飲み込んだ)」 ナレ1「それを言ってしまえば、同様にリリアも日頃の行いが悪かったことになるから だ」 コンラッド「おそらく二人は、ほぼ同時に亡くなられ、ナタリーさんの蘇生術によって 魂が呼び戻されたものの……」 リリア「入れ替わってしまったと?」 コンラッド「そうです。蘇生術が行われた時、リリアさんの魂が最も近いところを浮遊 していたために、身近な勇者さんの身体に。そして残った勇者さんの魂は、仕方なくリ リアさんの身体に入ったのではないでしょうか」 勇者「いい加減だな」 ナタリー「何をのんきな事言ってるのよ」 勇者「別に俺は構わんぞ(豊かな胸をじっと見る)」 リリア「いやあ、止めて!」 コンラッド「と、とにかく元に戻す方法を考えましょう」 リリア「ナタリーさん、魂を入れ替える術とか知りませんか?」 ナタリー「残念ながら知らないわ」 リリア「そんなあ……(ガックリと気落ちする)」 道具屋「いっそ性転換薬使ってはいかがでしょうか?」 リリア「性転換薬?」 ナタリー「つまり、それぞれの身体を性転換させるということね」 道具屋「はい。性転換薬の調合方法は知っていますから」 ナタリー「リリア聞いた?これで解決ね」 リリア「だめですよお。いくら性転換したって、あたしの魂はリリアの身体だからこそリリアなのよ」 コンラッド「そうですね。勇者さんの身体であるリリアさんが誰かと結婚して子供が生まれたら、当然勇者さんと瓜二つで、リリアさんの面影は一切ありませんからね」 ナタリー「そうだ!クアール最高導師さまなら、何とかできるかも知れないわ」 リリア「そ、その手がありましたね。元々クアール最高導師様には会いにいく予定でしたし」 ナタリー「そうね。フェリス王国へ向かいましょう」 コンラッド「フェリス王国ですか……(ちょっと困ったような表情)」 リリア「どうかしましたか?」 コンラッド「いえ、なんでもありません。フェリス王国へ行きましょう」 ナタリー「でも、今日はもう遅いから明日にしましょう」 勇者「それがいいな」 コンラッド「宿屋はありますか?」 道具屋「ここを出て右へ五軒目が宿屋です。主人も人間に戻っているでしょう」
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2019年8月13日 (火)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 41

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 41 道具屋「ひとまず戻りましょうか」 ナレ1「道具屋に戻る一向」 コンラッド「さてと、次の問題は……(とリリアの元の身体を見つめる)」 リリア「生きていますか?(心配そうに自分の身体をのぞき込む」 コンラッド「どうでしょうねえ。魂が入っていないから死んでいると言えるのでしょう が」 リリア「そんなあ、いやです!」 ナレ1「泣き崩れて、遺体?に縋りつくリリア」 ナレ2「溢れ出る涙が、遺体の顔にも降りかかる」 ナレ1「と、微かに遺体の手がピクリと動いた」 コンラッド「ちょっと、今手が動きませんでしたか?」 ナレ1「さすが動体視力の鋭敏な騎士だけに、遺体の微かな動きも見逃さなかったよう だ」 ナタリー「そうかしら……あたしは気づかなったわ」 ナレ1「一同の視線が遺体の手に注視する」 ナレ2「すると、一同監視の中で、再び手が動く」 ナタリー「うごいたわ!」 リリア「ええ!ほんとうですかあ?」 ナレ1「リリアは遺体に顔を埋めていたので、手の動きを見れなかったようだ」 コンラッド「あ、また動いた」 ナレ1「と突然、目をパチリを開ける遺体……じゃなくてリリアの身体」 コンラッド「目を開けましたよ。気が付きました」 ナレ1「ゆっくりと起き上がるリリアの身体」 ナレ2「キョロキョロと辺りを見回している」 コンラッド「生き返ったみたいですね」 リリア「ちょっと待ってください!あたしの魂はこの身体の中にあるのに」 ナタリー「じゃあ、誰の魂が入っているの?」 コンラッド「現在の勇者さんの身体にはリリアさんの魂が、すると元のリリアさんの身 体に誰かの魂が入っているとしたら……」 その他大勢「(一同声を揃えて)まさか!!」 勇者「良く寝たなあ(ナタリーを見つけて)おお愛しのハニーじゃないか」 ナタリー「あ、あんた……勇者なの?」 勇者「何度言わせるのか。勇者という名前の勇者だ!」 ナタリー「そうじゃなくてえ……」 コンラッド「やはりリリアさんの身体に、勇者さんの魂が乗り移ったようですね」 リリア「そんなあ~」 勇者「あれ?ナタリー、仲間が増えたのか?」 コンラッド「気づいていないようですね。道具屋さん、鏡はありますか?」 道具屋「ありますよ(と裏の小部屋から大き目の鏡を取ってくる)はい、どうぞ」 コンラッド「お手数かけます」 勇者「な、なんだあ?(キョトンとしている)」 ナレ1「勇者はまだ自分に起こっていることに気づいていない」 コンラッド「(鏡を勇者の前に置いて)まずは深呼吸しましょうか」 勇者「なんでやねん」 ナタリー「いいから、気を落ち着けてね」 勇者「なんのこっちゃ」 コンラッド「では、鏡を見てください(鏡の表面を勇者に向ける)」
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2019年8月12日 (月)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 40

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 40 コンラッド「それはそうと、そろそろ村人達の呪いを解きませんか?」 道具屋「そうですね。早速、薬を調合しましょう」 コンラッド「何か手伝えることはありますか?」 道具屋「それではお願いしましょうか」 ナレ1「というわけで、早速薬の調合に取り掛かる一向だった」 ナレ2「集めた薬草などを慎重に分量を量りながら、大鍋に入れて煮詰めている」 ナタリー「ところで、なんでそんな服に着替えたの?」 ナレ1「いかにも魔女が着るような衣装に身を包み、魔女の帽子を被っている」 リリア「コスプレですか?」 道具屋「ああこれは、薬を調合する時の作業着です」 リリア「凝り性なんですね」 ナレ1「それから数時間後、解毒薬は完成した」 道具屋「完成です。早速村の人たちを元に戻しましょう」 コンラッド「まずは村中に散らばっている猫ちゃんたちを集めなければいけませんね」 道具屋「それなら簡単です。教会の鐘を鳴らせば集まってきますから」 コンラッド「なるほど」 ナレ1「解毒薬を混ぜた餌を持って教会に行く」 コンラッド「鐘はどうやって鳴らしますか?」 道具屋「尖塔の真下に、鐘に繋がるロープが垂れ下げっていますから」 ナタリー「ロープを引けば良いのね。ああ、これみたい」 ナレ1「見上げればかなりの高さのところに見える鐘から垂れ下がるロープ」 ナタリー「引くわよ。それーえ!」 ナレ1「カラーンコローンと、教会の鐘の音が村中に響き渡る」 ナレ2「すると、どこからともなくゾロゾロと猫が集まってきた」 リリア「あら、可愛い?」 道具屋「みなさん、お食事ですよ」 ナレ1「教会の庭先に餌を盛った皿を並べるリリア」 コンラッド「元は人間ですよね?猫の餌で良いのですか?」 道具屋「大丈夫です。そもそも猫になって、その内臓も猫仕様になっていますから」 コンラッド「なるほど……」 リリア「さあ!お食べなさい」 ナレ1「餌皿に集まって食べ始める猫たちと、それをじっと観察している一向」 リリア「変化ありませんね……」 道具屋「もうしばらく様子を見てみましょう」 ナレ1「やがてお腹一杯になった猫たちは眠り始めた」 ナタリー「寝ちゃったわよ。まさか毒薬だったの?」 道具屋「いいえ、そのはずはないです」 ナレ1「その時、猫の身体が輝きはじめた」 リリア「変化が表れてきたみたいですよ」 ナタリー「薬が効いてきたのね」 ナレ1「見ている間に、次々と変身を遂げてゆく猫たち」 ナレ2「一匹が人間に戻ったのを機に、周りの猫たちも人間に戻ってゆく」 通行人男「ふああ(大欠伸して)よく寝たなあ」 通行人女「あたし達、何してたのかしら」 通行人男「あれ?なんで裸なんだ?」 通行人女「きゃあきゃあ、見ないで~」 ナレ1「口々に叫びながら、自宅へと駆け出す元猫の人々であった」 ナタリー「猫は服を着ないものね(クスリと笑う)」
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2019年8月 8日 (木)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 39

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 39

 

 

その他大勢「(マンドレイク)ギャー!!」
ナレ1「森中に響き渡る悲鳴のような雄叫びを上げるマンドレイク」
リリア「これで大丈夫です。皆さん、念のために耳を塞いでください」
ナレ1「そういうと、慎重にマンドレイクを引き抜く。一同は耳を塞ぐ」
リリア「採れましたわ」
ナタリー「大丈夫なの?」
ナレ1「恐る恐る近づいて、マンドレイクに触るナタリー」
ナタリー「(ツンツンと突きながら)大丈夫みたい……ね」
コンラッド「日が傾きかけています。戻りましょう」
リリア「そうですね。暗くなると人面樹も増えて、攻撃もきつくなりますから」
ナレ1「急ぎ足で、モトス村へと向かう」
ナレ2「と突然、目の前を巨大な影が道を塞ぐ」
コンラッド「オーガだ!!」
ナタリー「後ろからゴブリンよ!」
リリア「挟み撃ちだわ」
コンラッド「前のオーガがリーダーのようですね。後ろのゴブリンは逃げ道を塞ぐ役で
す」
ナタリー「となると、先に倒さなきゃならないのは」
コンラッド「もちろんオーガです!」
ナレ1「言うが早いか、剣を素早く抜いて、オーガに斬りかかるコンラッド」
コンラッド「とりゃー!!神剣フェニックスブレードの威力を見よ!」
ナレ1「岩場を足掛かりにして空中高く飛び上がり、オーガの頭上から剣を振り下ろ
す」
ナレ2「一瞬にして、オーガを真っ二つに切り裂く」
ナタリー「やったあ!凄い凄い!!」
ナレ1「すると切り裂かれたオーガの腹の中から何かが現れた」
ナレ2「それは人間だった。」
リリア「ああ!あたしだわ!!」
ナタリー「なんですってえ!?この人があなたなの?」
ナレ1「オーガの体液にまみれているが、確かにその容姿は女性であった」
リリア「間違いありません」
コンラッド「襲って丸呑みにしたのでしょう」
ナレ1「いつの間にか、後方のゴブリン達の姿が見えなくなっていた」
ナタリー「ゴブリンの奴ら、恐れをなして逃げ出したか」
リリア「この身体があれば、元に戻るのでしょうか?」
ナタリー「上手くいけば、元通りになるかもね」
コンラッド「とにかくマンドレイクも手に入れたし、急いでモトス村に戻りましょう」
ナレ1「と言って、倒れている女性を担ぎ上げる」
ナタリー「そうね、そうしましょう」
ナレ1「コンラッドが倒れている女性を抱え上げて歩き出す。」
ナレ2「その後に付きながら、心配そうなリリアだった」
ナタリー「戻ってきたわよ!」
ナレ1「襲い掛かってくる魔物達をなぎ倒しながら、無事にモトス村へと戻ってきた一
向だった」
コンラッド「道具屋に急ぎましょう」
ナタリー「まずは、マンドレイクを届け報酬を頂きましょう」
道具屋「お帰りなさい。ご無事でなりよりです」
リリア「はい、マンドレイクです」
ナレ1「それを受け取り、確認して」
道具屋「確かにマンドレイクです。ありがとうございます」
リリア「これで村人達の呪いを解くことができますね」
道具屋「ええ。でも、どうやって手に入れたのですか?知ってますよね?」
リリア「引き抜くと、死の悲鳴を上げるですよね」
道具屋「その通りです」
リリア「これを使いました(と、小瓶を差し出す)」
道具屋「聖水……ですか?」
ナタリー「あったりー!」
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2019年8月 7日 (水)

冗談ドラゴンクエスト 冒険の書 38

冗談ドラゴンクエスト

冒険の書 38 04/09 04:37 リリア「ともかく出発しましょう」
04/09 05:17 ナタリー「そうね。そうしましょう」
04/09 05:18 道具屋「お気をつけていってらっしゃいませ」
04/09 05:19 ナレ1「そんなこんなで、道中に出現するモンスターを討伐しながら、妖 精の森へとやってきた」
04/09 05:20 リリア「なんとなく不気味な森ですね」
04/09 05:29 ナタリー「またぞろ人面樹が出てきそうね」
04/09 05:35 ナレ1「目の前に人面樹が現れた」
04/09 07:11 コンラッド「いきなりですか」
04/09 10:29 ナタリー「はやいとこ片付けましょ。それとも逃げる?」
04/10 08:00 コンラッド「騎士のわたしに逃げろと?」
04/10 08:08 リリア「わたしは逃げるのに賛成ですが……」
04/12 16:28 ナタリー「どうする?騎士さん」
04/12 16:29 コンラッド「逃げたくはありませんが」
04/12 16:57 リリア「気持ちはわかります」
04/12 17:13 ナレ1「人面樹の後方から、わらわらと湧き出している」
04/13 06:53 ナタリー「やっぱり逃げたほうが無難ね」
04/13 06:54 リリア「賛成!(´∀`∩」
04/13 06:54 コンラッド「仕方がありませんね。逃げましょう」
04/13 06:56 ナタリー「でも、どっちの方向へ逃げるべきか」
04/13 11:03 リリア「妖精の森は帰らずの森。一度足を踏み入れたら二度と戻れない森 ……」
04/13 11:05 コンラッド「永久に森の中をさ迷うはめに陥るらしい」
04/13 11:06 リリア「占ってみましょう」
04/13 11:07 ナタリー「占う?」
04/13 11:09 リリア「やみくもに逃げ回るよりもいいでしょう」
04/13 11:11 ナレ1「そういうと、ポシェットから何かを取り出した」
04/13 11:28 ナレ2「それはペンジュラムと呼ばれる魔法の振り子であった」
04/13 11:34 コンラッド「それは?」
04/13 11:42 リリア「ペンジュラムです。ダウジングという魔法を掛けて探しているも のを見つけます」
04/13 11:45 ナタリー「なるほどね。良いもの持ってるじゃん」
04/13 11:45 ナレ1「などと会話している間にも、人面樹は次々と襲い掛かる」
04/13 11:47 ナレ2「しかし腕利きのコンラッドが適当にあしらっていた」
04/13 11:48 リリア「これでマンドレイクを探し出します」
04/13 11:50 ナタリー「まかせたわ。人面樹はあたし達が処理するから」
04/13 18:20 リリア「お願いします。では……」
04/13 18:22 ナレ1「リリアが何やら呟くと、ペンジュラムが振れて行くべき方向を示 した」
04/13 18:22 リリア「あっちの方向です!」
04/13 18:24 コンラッド「急ぎましょう。日が暮れ始めています」
04/13 18:24 ナタリー「そうね。夜になれば魔物の数も一段と増えるから」
04/14 14:51 ナレ1「そうこうするうちに、人面樹の群れから逃れられ、少し開けた場 所に出た」
04/14 15:08 ナタリー「リリアは花摘みが日課だったから、植物を探すのは得意なのよ ね」
04/14 15:08 リリア「ええ、まあ……」
04/14 16:53 コンラッド「しかし……見つけたとしても、どうやって採集するかが問題 ですね」
04/14 16:54 ナタリー「そうね。ここには犬はいないわ」
04/14 16:55 コンラッド「うさぎとか、野獣でも捕らえれば代理はできそうですが」
04/14 16:58 リリア「動物虐待はダメです」
04/14 17:00 ナタリー「じゃあ、どうするの?」
04/14 17:03 リリア「まかせてください」
04/14 17:20 コンラッド「まかせましょう」
04/14 17:25 ナレ1「リリアはペンジュラムに神経を集中してマンドレイクを探しはじ めた」
04/14 17:48 ナレ2「川沿いにしばらく歩いて」
04/14 17:50 リリア「ありましたわ」
04/14 17:59 ナレ1「木陰にひっそりと茂るマンドレイクを指差すリリア」
04/15 04:19 ナタリー「これがマンドレイク?」
04/15 04:21 コンラッド「確かによく見れば、人の形をしていますね」
04/15 04:21 ナタリー「それでどうするの?」
04/17 02:57 リリア「これを使います」
04/17 02:59 ナレ1「と、取り出したのは、メタルスライムを倒したアレである」
04/17 02:59 ナタリー「聖水ね?」
04/17 03:26 リリア「マンドレイクに宿る悪しき魂を浄化します」
04/17 03:34 コンラッド「なるほど、そういう手がありましたか」
04/17 03:41 ナレ1「戦闘能力は皆無に近いリリアであるが、植物に関する知識は豊富 のようである」
04/17 03:43 ナレ2「何やら呪文のような言葉を呟きながら、マンドレイクに聖水を振 り掛けると」
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